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野川を歩いて山菜採り:野川→深大寺散歩

今田

どうもどうも。先週のヒルネット。

まずは教室活動の様子。


いやー先週も撮れちゃいましたよ、グループワークの様子。いや、だから何だって話ですけどね。

これまで完全に忘れていたのに2週にわたって写真撮れちゃったもんで、特に報告することでもないんですけど、記事にします。


この日は、サイエンス。理科。のグループワーク。つまり、理系の話で、ちょっと調べたり議論したりする。

ちなみに火曜は社会(歴史)系で、水曜は哲学(リベラルアーツ)という棲み分けに、ここ2年ほどはなってますね。


で。この日のテーマは、ずばり「宇宙」。

「おい、宇宙って端っこあるんか?」

「なんやしらん、端っこはあるらしい、今の研究やと」

「待て待て、端っこがあるってことは、その「外」があるってこと?」

「うーん、イメージが難しいけど、調べたところ、そもそも宇宙って始まりから、ずっと膨張してるらしい」

「始まりって何やねん?」

「宇宙の種」

「ファ!?」

「いや、そもそも宇宙の始まりには量子のゆらぎというものがあって……」

「ファ!? ふぁ!?」

「よろしい。まずは量子力学について説明しよう。量子というものは波動性と粒子性が両立する状態にあるのだがこれを観測することにより波動が収束し……」

「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空……」


という具合に年長グループが量子力学の迷路にさまよいこみつつあるなか、年少・年中メンバーはレイセンと一緒に、オリジナルの「双六」作り楽しんでおりました。

いや、これマジ楽しそう。なのに、今度はこっちの写真を撮り忘れ。

資料はもちろん、ネットも使って調査!
資料はもちろん、ネットも使って調査!

さて、先週は雨や曇りが多かった。ということで、公園活動も、普段の井の頭公園ではなく、中央線高架下にある、高架下公園で活動。

こちら、いろいろ遊具があったりするので意外とメンバーには人気。

ただ時々、お母さんと遊びに来たちびっ子に遭遇するので、そんな折はもちろんちびっ子親子を優先。ちょっと気を遣いながら遊んでます。

ヒルネッターはやっぱりブランコが好き
ヒルネッターはやっぱりブランコが好き

さてさて、そして金曜日。先週は3月の恒例、山菜採りに出かけてきましたよ!

場所は、こちらも例年通り野川を散歩しながら深大寺を目指すコース。野川沿いに生える菜花が山菜のメインです。


ところが今年は、例年に比べて寒かったのか? あるいは寒暖が激しすぎるのか。

菜花の生えかたがちょっと変。通常、十分に育ってから花を咲かすはずのものが、茎がしっかり伸びる前に開花していたりする。

ということで、やや山菜採りには難渋したものの、そこは我らがヒルネッター。そんなことは関係なく、セリやヨモギ、野生の大根を採ったり、そもそも山菜関係なく遊んでたりと、楽しく散歩しておりましたよ。


ということで、その辺りの様子を、今回もマロ殿あらためマカロットくんに紹介してもらいましょう。

ナメック星で目つきの悪い変な白っぽい宇宙不動産屋と戦い無事地球に「帰還」したマカロットくん。がんばれマカロット! お前がナンバーワンだ!(byM字ハゲのサイヤ人)

そんなわけでヨロシクー。


〈毎年の恒例行事である野川沿いでの山菜取りは、今年も山菜ソムリエの資格を持つマコ姐をスタッフに加えて実行されることになった。いつも通りに多磨駅集合、深大寺解散の予定である。〉

全体集合は西武多摩川線の多磨駅
全体集合は西武多摩川線の多磨駅

〈この日は風が強く、逆風のなか家から歩いてきたメンバーや急激な腹痛により駅のトイレに籠ったメンバーなどがいたため、出発は遅れて10時50分ごろとなった。

 

 武蔵野の森公園を抜けて野川沿いに進出したのが、おそらくは11時20分ごろ。

 それまでに調布飛行場で飛行機の離陸を見たり、旧陸軍調布飛行場の掩体壕などを見たりしていたから、或いはもう少し後のことだったかもしれない。〉


〈ともかく、野川沿いに進出したはよいのだが、困ったことに菜花が咲いている様子があまりない。そのため蕾の状態のものが大量にあるのではないかと一時は期待したのだが、そういった様子もとくに見受けられない。

 この日の天気は晴れ。例年よりも格段に暖かいためか、本来ならば未成熟であろう状態のものまでもが花をつけている。つまるところ、この日は例年以上に不作であった。


 もちろん、悪いことばかりではない。ほかに山菜取りをしている人はどこにも居らず、山菜は豊富に残っていた。

 けれどもメンバーにとって一番重要であった事柄は、快晴であったことだろう。まるで春のうららといった心地で、山菜取りに並行して野川沿いを走り回るメンバーもしばしば見受けられた。

こちらは恐怖のガマ爆弾を発見して喜ぶメンバー。こちらの綿状の種はくっつくと取れない!
こちらは恐怖のガマ爆弾を発見して喜ぶメンバー。こちらの綿状の種はくっつくと取れない!

〈ほとんどのメンバーは菜花や大根を採集していたが、ヨモギなど多種多様な山菜を拾い集めるつわものも中にはいた(もちろんマコ姐による鑑定済みのものをである)。

 昨年度にはなぜか野生のワサビを発見したメンバーもいたことから、野川沿いにはかなりの種類の野草が自生していることが分かっていたためであろう。


 そのようにして、山菜好きな人々は袋いっぱいの山菜を掲げ、あまり興味のない人々は笹舟を水面に浮かべて遊び、あっという間に時間が過ぎていった。〉

こちら野生の大根。根よりも葉が食せるらしい。
こちら野生の大根。根よりも葉が食せるらしい。

〈さて。メンバー及びスタッフの幾人かは深大寺でそばを購入することを至上命題としていたため、それらの店が閉店し始める3時頃までに、深大寺へ到着することを目標としていた。

 そのためには、2時ごろには食事を終えていなければならない。そのことを常に頭の片隅に浮かべながら歩いていたため、予想をはるかに超えた快速で、だいたい1時ごろには皆が集合して昼食をとることになった。〉


 〈昨年度はこの時に大量の「池ポチャ」犠牲者が出たためにその対処に追われたが、この日の犠牲者は幸い1名のみ。早々と食事を終わらせ、なんと2時過ぎには深大寺に入ることに成功したのだった。

 なお、この時コンビニに行ったまま戻ってこなかったスタッフ及び高校生メンバー数名は、多数決によって情け容赦なく置いて行かれるという民主政治の犠牲となったが、再三の勧告に気が付かなかった彼らが悪いため、やむを得ないという結論に達した。なお、彼らとは15分ほど経って深大寺にて合流を果たした。〉

ゴールの深大寺。購入した蕎麦は美味かった。
ゴールの深大寺。購入した蕎麦は美味かった。

〈ここで多数のメンバーを驚愕させた出来事がある。鬼太郎茶屋が、なくなっていたことだ。僕たち地元のメンバー(深大寺付近というわけではなく、多摩川沿いに暮らすメンバーたちだ)にとって、それは既知の情報であった。鬼太郎茶屋が深大寺から姿を消したことも、それが京王線調布駅北口の天神通りの商店街に姿を現したことも、すべて知っていた。僕などは、一度調布まで見に行ったことまである。

 ただ盲点だったのが、地元民の常識がメンバー全員の常識であるとは限らないということだった。

 

 結局彼らは予定していた鬼太郎茶屋での買い物をすることができずに、やむなく蕎麦を買って家に帰った。

 彼らが今度こそは鬼太郎茶屋に行くという欲望を胸の内に秘めているであろうことは、想像に難くない。

 もしそのような活動があるのだとすれば、調布市近辺にある近藤勇の史跡を巡ってみたいという欲望を僕が抱えていることも否定し難いため、できれば今年中にこれらを巡る活動が実施されてほしいのだが、さてどうなるだろうか。〉

ありし日の鬼太郎茶屋。今は空き地となって跡形もない……
ありし日の鬼太郎茶屋。今は空き地となって跡形もない……

と、こんな感じだった先週のヒルネット。鬼太郎茶屋が完全になくなってたのは、確かに地味にショックだったなあ……。跡地は何になるんだろうか。


新撰組の故地をめぐる町歩きってのも悪くないよねー。

そんなこんな含めて、まだ未決定のお出かけ先も(一部は決定済み)、みんなで決定したいと思います!


それではそれでは!

 
 
 

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