〈衝撃的なことを聞かされた。なんと、メンバーの 1 人(ニ ックネームは非公開)が、最近の活動記録を書いているのは、『「タムラマロ」を、 名乗るイマンモ』だと思われていたというのだ。思わず唖然とする。〉
はい、今週もタムラマロ君、怒っています。 そりゃ、そうですよ。自分が書いた文章が、知らん間に私イマンモのものだと思われてたんですからね。 ここに明確に言っときますよ。以下含めて、〈〉で括られた文章は、中学生メンバー(先週から13歳)タムラマロの日記からの引用文章でございまする。 タムラマロが日々の活動を「日記」として書いたものを、イマンモがその出来栄えの良さに感心し、かつ自分が楽をするために、活動記録として使用させていただいておるのでございまする。
ということで、今週の活動記録もタムラマロの文章でお送りします。 おっと、そこで大事なお知らせ。
実は、私ども「自由な学び場ヒルネット」。3月12日に新教室に引っ越します!
場所は吉祥寺御殿山。駅から歩いて5分。井の頭公園の目の前。
現在の教室が入っているビルが取り壊されるためですが、吉祥寺駅5分ならば、西荻在住のメンバーもさほど不便を感じず、また遠方から来るメンバーにとっては交通の便が良くなるということで、なかなか良い場所だと思います。
まあ、新教室については、また引っ越したときに記事にするとして、それではタムラマロの文章、行ってみましょう!
〈今日は、カッパくん(イマンモの要請によって勝手に改名)やコー●さん も来ている。今日は、3 月 12 日以後学ぶ新教室を見に行くのだ。
新教室は吉祥寺駅徒歩 3 分で、井の頭公園、動物園に隣接している。かなりいい立地だ。これまでのように公園へ行くために10 数分歩かなくても良いし、何より 時間がわかる(これまでは公園には時計がないし、歩くときも時計がどこにもないため正確な時間がまったくわからなかった)のだ。
さらに。さらに重要なことがある。僕たちヒルネットが、「自由な学び場ヒルネ ット」が引っ越すのは、ある建物の三階。この建物の一階にあるのは「Days」とい うバー。バーということは、たまに酔っ払って羽目を外した大人が踊り狂って叫ぶ光景が見られるかもしれないところである。(イマンモ注:君らはそんな時間まで教室におらんよ)
よし、ヒルネットメンバーが騒いだり五月蠅くするなら、Days に全責任を押し つけちゃおう。と、僕は一人勝手に決意した。〉
〈なにぶんヒルネットは、僕が言ってしまうのもなんだが五月蠅い。真面目に勉強 をしている集団があれば、それこそ踊り狂って叫ぶ少年達がいる。一人本を読みな がら、往来の邪魔になる場所へとどっかりと座っている者がいる。集中している者 達の注意をそらす者がいる。(こんなこと書いていますが、ちゃんと学びたいので あればきっちり学ばせてくれるので、だからどうか前の文章を額面どおりに受けとらないでください。) まさにヒルネット人。彼らは一人一人の個性を存分に活かし ている。だから繰り返すが、決してここは「悪い」教室ではありません。そこのところどうかご理解とご協力をお願いします。〉
〈今日の行き先は井の頭公園。徒歩で現教室から新教室へ移動する際、わざわざ帰るのが面倒くさいため、近場の井の頭公園で弁当を食い、新教室を眺めた後に現地 解散という流だ。
レイセンの自転車をいじくり回しながら向かう。信号を渡り、道を歩いて向かう。〉
〈コンビニの前を通り過ぎて数 100 メートル。Girls はコンビニへ立てこもり、龍角散君達もいない......
と、思っていたら。後ろからかけてくる人影、龍角散君。僕たちの前、 僕とチー君の前に立って、不意に後ろ手に隠していた手を前に出す。 「当たりあったら頂戴ね」と言われて渡されたのは...... 誕生日のプレゼントの、ガリガリ君。 なお、当日の気温は 6 度前後。明らかにレイ センの「昔は、プレゼントでガリガリ君をもらったら即地面に叩き付けて、プレゼ ントとしてクリームパンをそいつの顔面に投げつけたよ。その影響なのか、僕の誕 生日にはシュークリームを顔面に押しつけて潰されたよ」との言に影響されたのは 間違いない。
とはいえ、プレゼントをもらったのは確かであるため、ありがたく礼を言って食べる。歩きながら。とはいえ寒い。今日は気温は低いのに、日が燦々と照っている。 放置していたらあっという間に溶けてしまったかもしれない。〉
〈あわてて急いで食べる。行為を無駄にしてはいけない。腹を下して頭痛に悩まさ れながらも完食した。そうやって井の頭公園に着いたのだ。
早速カッパくんが木に登ろうとするが......?この木の枝には、ある紙がぶら下が っていたのだ。「この木には登らないでください」と。ずいぶんと不満そうなカッ パくん。ベンチを取りに出かけるが、さすがに人数分空いていない。そこでレイセ ンの持ち寄りのブルーシートを敷いて座る。僕にとっては初めてと言ってもいい。 この井の頭公園に来るのは。急いで食べて皆と遊ぼうとする。
トコロガ。 何故か腹に入らない。それも当然だ。僕の弁当は他の人のよりも確実に多い。これまでは、なんとか完食していた。なのに。今日は弁当の約2分の1の量の「ガリガリ君」を食べているのだ。入らなくて当然である。 皆が食べ終わって、カッパくんが木に堂々と登っても。マコ姉が来て も。いっこうに食べ終わらない。たったガリガリ君一個で、いつもよりも 40 分以上遅れてしまっていたのだ。
結局、鬼ごっこをするという話を聞き、無理矢理咀嚼して参加した。なお、今日 は誕生日なのだが、折角の御馳走もなかなか腹に入らなかった。〉
※以下、ガリガリ君の恐るべき破壊力を証明する一枚
〈さて、鬼ごっこをやったのだが、あまりに公園が広すぎてまったく進展しない。 そのまま有耶無耶の内に終わってしまった。この公園、遊ぶには向いていないかもしれない。だが立地はとても良い。京王井の頭線、井の頭公園駅が目と鼻の先だ。〉
〈話を戻すと、まったく鬼ごっこが進展しないため皆が飽きてしまった。そのうち カオス君、龍角散君による格闘ごっこが始まったため、皆がそちらに気 を取られた。なんてったって、ふたりとも上手いのだ。そのうちカッパくん達も参加して試合は一気に Breaking-ヒルネットの体を帯びてきた。〉
しかし、その裏で密かに暗躍するものがいたことは、あまり知られていないのだ った......その大元の原因は、先日発覚した龍角散君による(面倒くさいので、もと の「ユ●●ク君」に今後直します。)仮面ライダー失踪事件である。あのあと彼は 頑なに無実を主張していたが、丁度今日、無残にも誘導尋問に引っかかってしまっ たのだ。(イマンモ注:「仮面ライダー失踪事件」とは、先々週、公園でとあるメンバーが持ってきていた仮面ライダーのソフビがいつの間にか「失踪」。なぜかパイセンの着ていた服のフードから見つかるという事件を指すのだ!)
(このあと文体が少し変わりますが、気にせずに読んでください) パイセン(以後パ)「このまえ、僕のフードに入れたよね」 ユ●●ク(以後ユ)「やってない!勘違いだ!」 そして僕(以後僕)「でも、触れたのは君だけだよ」 ユ「だからやってないって」
パ「でもすごいね、ユウサク」 〃「最終的にタムラマロが『捜してくれたら釣りグループに入るかもしれない』と 言うことを想定して、自分しかわからない隠し場所、フードに隠すとは」 〃「もう少し、見つけるのを遅くしたら良かったのにね、残念だったね」 ユ「僕はそこまで考えてやってないって!」 レイセン(以後レ)「自白しちゃってるじゃん www」
ユ「あ......」
僕「やっぱお前だったの?」
ユ「............」 見事に誘導尋問に引っかかり、自分がやったと言うことを自白してしまったユ●●ク君。罰としてレイセンの自転車をこがされます。しかしこの自転車、ある致命的 欠陥があったのです。
ユ「止まらない!?」 そう、この自転車、なんとブレーキが逆に着いているのです。さらにブレーキがかかりづらく、ギアも連動してしまっていました。途中までその自転車をこがされたユ●●ク君、南無。〉
※こちら容疑をかけられているユ●●ク君。(写真はあえてぼかしておりまする)
〈そして同じようなことを彷彿とさせる事件が起こった。被害者はまたしてもパイセンであり、 犯人はこの私、タムラマロがお送りします。
※ここから先、文体を戻します。事の発端は、パイセンの煙草とまったく同じタイプの、中身の入っていない煙草の箱をカッパくんが持っていたことだ。それを見た僕は、パイセンの煙草とすり替え ることを考えた。しかし、情報が漏れたせいでパイセンのガードは厳重。そのため 当初の計画を破棄して、パイセンのフードの中にナニカをいれるゲリラ戦法へと方 向転換する。そこらの石や枝を放り込む。しかし、始めて早々見切られてしまい勝負は千日手になってくる。必死になって入れようと画策する間、1 試合、また 1 試 合と、Breaking-ヒルネットが終わっていく。 結局、まともに見られたのは最初の方の試合だけだった......〉
※被害者のパイセン。彼はとっても良い人です。
〈帰り際、イマンモが右の道行ったので、僕は左の道を征く。右の道の方が近い のだが「急がば回れ」のことわざに従って、征ったのだが...... 道を進むと、なぜか全てが行き止まりなのだ。ぼくはまだいい。だが、自転車でこ こまで来ているユウサク君は、急な方向転換が出来ない。とても時間をかけて辿り 着いた。
このようなことわざが、つくられた。「急がば回るな」。〉
ということで、今週もタムラマロがお送りした活動記録。
さて、今週はどこに出かけようか。
またみんなで相談しまーす!
それでは、それでは!
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