みなさんこんにちは大澤です。
今回は日本未来科学館にマンモスを見にに行ってきました!
こちらが日本未来科学館で行われている企画展である、マンモス展ですね。
ロシアのサハ共和国で発掘された冷凍標本が展示され、世界初公開の物も多く出ているとか。
実は火曜日のヒルネットでは、マンモスについてではなくコンビニについて調べていたのですが、コンビニ関連でフィールドワークに行けるところが見つかりませんでした。
そこで今回は、前回の古生代に続き、4万年前の地球について知ることのできるマンモス展に行くことになったんですね。
入り口に入ると仔ケナガマンモスの標本といとうせいこうがお出迎え。
「何で、いとうせいこう?」
と思ったので調べてみると、どうやらこのマンモス展の展示構成監修をいとうせいこさんが行なっているそうで、展示のあちらこちらにせいこうさんが居ました。
「そもそも、マンモスとゾウって何が違うんだろうか。」と言っていたK君。
コースの最初は、マンモスに関する様々な疑問に関連する情報が盛りだくさんです。
「えっ、全然違うやん!」と先生。
「本当だ、結構違う!」と皆。
「元々は、こんなブタみたいなやつだったのか。」
ゾウとマンモスは500万年前から枝分かれしてますね。
写真は、切れていますが人間と比べるとその違いがよくわかります。
しかも、こうやってみると4万年前に絶滅というのが、最近のことのようにも感じます。
時間のスケールが大きいですね。
こちらはケナガマンモスの歯ですね、子供の顔よりも大きいです。
他にも本物のケナガマンモスの「毛」に触れるコーナーもありました。長いものは1m以上あるそうです。
そして、進んで行くとメインの展示物である冷凍標本が姿を表します。
4万年前にいきていた標本。ライトの演出もあってか、神秘的にも見えます。
「ちょっと気持ち悪い。」
「・・・まぁ、ちょっと不気味なところもあるよね。」
そう、化石と違ってミイラのような生々しさの残る気持ち悪さもありますね。
しかしながら、やはり冷凍標本だけあり保存度の高さが伺えます。
仰向けに寝ているのがユカギルバイソンの冷凍標本で、鼻だけのやつはケナガマンモスの鼻だそうです。これらの冷凍標本は世界初公開!ということもあってか、当日は外国の方も多く会場に見られました。
ちなみにこの冷凍庫、今回の展示のために特別にここに作られたものだそうで、都内でマンションが一部屋購入できるくらいの値段なんだとか。この展示期間が終了された後は解体されるそうです。-22.5度は、おそらく発見された時よりも低い温度ですね。
展示は進むに連れて近代科学と融合していきます。
マンモスを化学の力で現代に復活させることが目標だそうで、話はどんどん進んでいきます。何やら高価そうな研究機材なども色々展示してあり、日本化学未来館らしさもあります。
こうやってみると、毛や牙あるからか、像よりもずっしりとした印象があります。
会場内にはパンフレットも置いてあり、今回の展示について知ることができます。
色々な大学の教授達が、様々な方面からアプローチをかけて研究しています。
そして最後は愛・地球博でも展示された「ユカギルマンモス」の頭部冷凍標本です。
残念ながら、こちらはレプリカの写真です。
何でも、ユカギルモンモスの頭部冷凍標本だけは、貸出先であるロシアから撮影許可が降りなかったとか。
他の展示物もフラッシュをたいての写真撮影と動画の撮影は禁止されています。標本を借りるに当たって、色々な取り決めがあるんですね。
お土産コーナーにもロシアの商品がちらっと置いてあります。
この後は常設展も回ったりして日本化学未来館を満喫しました。
と、いうわけで今回も色々な発見がありましたね、個人的にはマンモスのことも楽しかったですが、冷凍庫などのバックグラウンドなどについてしれてとても満足です。
子ども達も「マンモスについて知り尽くした!」といった表情を浮かべていました。
ユカギルマンモスの冷凍標本が生で見れる機会というのもそう多くはなさそうなので、時間がある方はぜひ。
それではそれでは。
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