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大澤

「梅雨の」日本民家園



お久しぶりです。

大澤です。

「最近雨が多くてうんざりするなぁ」という気持ちも込めて、

あえて「梅雨の」の部分に「」をつけてみました。

が!!

今回は雨だか曇りの間をくぐり抜けて見事に晴れました。

ややこしくてすいません。


というわけで、今回は川崎市立日本民家園に行ってきました。


先週は六道山公園で古民家の解説をしていただいたこともあり、古民家になじみを覚えてきた今日この頃、今回も見所がたくさんありました。


そう。

こちらが今回フィールドワークをする上で決定打になった展示の

「うんことくらし」展です。

皆一同「その展示、行かずにはいられない。」

といった、なんとも絶妙な表情をしていました。



一見、「うんこ!!!!」

という感じですが、普通に奥深く、大人も子供も楽しめる素朴な展示でした。

都会で生活する人たちは、足を運ぶ甲斐があるとおもいます。


やはり、人間なら全員が排泄をするわけで云々、、

色々とありますが、個人的にはツァラトゥストラ同様、お尻を拭くが一番面白かったですね。

もしかしたら未来ではみんなお尻をアルコール除菌しているかもしれませんね。


うんこ展をざっくりみた後は、園内の古民家をみて回ります。


こちら、木造建築技術が高度に発達した明治時代後期の建物だそうで、完成まで22年かかっているだけあって、厳粛さや豪華さ、迫力を感じました。


22年かかったこともそうですが、それに携わっていた人や環境もすごいですね。

各民家の中には当時の雰囲気を残す写真や物が展示されています。

原家の権力の凄さと、足場の強さを感じさせる一枚ですね。



そして各家庭の便所ももちろん探検します。

明治時代後期の超高級トイレがこのグレードというのに時代錯誤感を感じますね。




他にも日本の古民家をいくつかみて回ります。


高床式です。


こちらは水車です。

電気どころか、ガスが来る前の超絶技巧を感じさせるなんとも言えない魅力があります。


現代社会日本で暮らす私たちは、何気なくしている普段の行動が多過ぎて、色々なことを見落としがちになる時がありますが、

この木でできた歯車を見ると、なにか現代を生きる私たち日本人に必要な要素が、詰め込まれているようにも見えます。


そして、お弁当を食べた後はお待ちかね!


伝統工芸館にて藍染体験に参加させていただきます。

安土桃山時代から、この藍が入ってきて服が華やかになり始めるという話を聞くと、

うむなるほど。と思うくらい鮮やかな藍色の作品が展示されています。


我らヒルネット団も果敢に藍染に挑戦。

フィルムケースや輪ゴム、洗濯バサミなど、近代テクノロジーを贅沢に使い、準備完了です。

染めている間のお話やワクワク感が楽しいですね。



藍から取り出した布が、空気に触れると色鮮やかに変色します。

皆結構綺麗に模様が出てます。


というわけで今回のフィールドワークも無事に終了。

藍染だけに意外と濃い体験になったのではないでしょうか。

それではまた次回!



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